日本との違いを紹介!|カナダの食料品店事情

日本との違いを紹介!|カナダの食料品店事情 自衛官妻のカナダ滞在記録

憧れの海外生活♪いざ、住んでみると日本との違いに驚いたり、落胆してしまう出来事がたくさんあります。筆者も日本の常識だけで住んだ故に、三日目にして「日本に帰りたい」と嘆きました。
今回は、日本のみならず海外でも利用するスーパー(食料品店)について、筆者が体験した日本との違いを紹介していきます。

自衛官妻のドタバタ海外記録をご紹介!
自衛官夫のカナダ出張へ帯同することになり初めての海外生活。実際に準備したことや手続きなど
初めての経験を記録しています。
記事一覧はコチラ

初めに・・・

カナダの給料平均は日本よりはるか上です。今回の記事は日本のスーパーとの違い、日本人視点での記録となり特に価格の違いに驚く方もいらっしゃると思いますがカナダでは当たり前のこととなります。(筆者も初めは驚きを隠せませんでした・・・。)

ここでは商品の価格、量、味、数量などに目を向け、野菜、果物、肉、魚、冷凍食品、卵や牛乳、お菓子、パン類と分けて紹介していきます。

※今回は長文になりましたので、目次より気になる箇所へ飛んでいただくことをおすすめします。

野菜

野菜

O-DANより引用


日本同様、単体売りのもの、じゃがいものなどのように数個まとめて袋売りしているものがあります。
違いがあるとすると、グラム単位の商品は自分で量って購入するという点です。
日本では、100g98円と記載の上、商品一つひとつにグラムに合わせた価格、バーコードが記載してあることがほとんどです。
カナダのスーパーでは野菜売り場に置いてある量りで量や値段が確認できます。
また、会計時は自動精算機の上で量って購入。
自分で量って買ってねというスタンスです。
私も最初は慣れていないため、あたふたしてしまいましたが、これも慣れですね。
初めのうちは、価格のある商品から手にとると安心です。

果物

果物

O-DANより引用


海外は果物が手ごろに食べられるイメージですが、物によります。(旬も関係しているかと思います)
スイカが一つ6ドル(約700円)だったりしますが、りんごが一つ1.5ドル(約200円)だったりと日本と真逆なところもありました。
日本だとセールでリンゴが一つ98円!などありますよね!自分で価格を見極めて買うことをおすすめします。
また夏であればファーマーズマーケットにて、野菜の他、イチゴやプルーン、ブルーベリー、ラズベリーなど農家さんから購入することが可能です。
果物はそちらで購入するなど、試してみてもいいですね♪

私が驚いた果物がマンゴーです。
日本ではとても高価な果物ですが、こちらでは一つ5ドルと破格。味もマンゴーそのもの!
まだ青いマンゴーでしたが、家で熟して食べるにはもってこいです。
売り場も、日本のように丁寧に一つひとつ包まれているのではなく、ゴロンゴロンと転がっています。
季節の関係もあるとは思いますが、驚いた一つでした。

味覚の違いに注意!

果物全体の味ですが、日本のようにとっても甘い!ジュースみたい!という感覚は持たないほうが良いでしょう。
私が食べてきた果物はほどよく甘く、酸味が美味しいものがほとんどでした。
売り場では So Sweet!と記載されていますが、それは現地の方の感覚です。
酸味が好きな方はぜひおすすめです!
※マンゴーに関しては、ジュースみたいに甘くて美味しかったです。

肉

O-DANより引用


どれもファミリーパックで売っています。1キロ単位で売っていたりします。
また、ベーコンやハムなどの加工品はスライスされている商品がありますが、基本的にはブロックです。
鶏肉も部位ごとに加工していますが、骨つきがほとんどです。
また、皮の部分に毛が残っている場合もあります。
日本のように唐揚げ用、しゃぶしゃぶ用、カレー用、焼き肉用といったきれいにカットされているものはほとんどありません。
これは日本のありがたさに気づく一つでした。

価格はスーパーによりますが1キロ10~15ドル以上します。
高い・・・!と感じますが、それが普通です。
冷凍庫がある方は、当分買わなくて良し!と前向きに考えて買ってしまいましょう!
私は、購入した日に用途に合わせてカットし、冷凍庫に入れています。後々楽です。

牛・豚・鶏のよく食べられる部位に関しての味は、日本と変わりありません。
私は、よく焼いて食べるように心がけました。

魚

O-DANより引用


結論から言うと、生で食べることはほぼないでしょう。
スーパーで見かける魚商品はほとんど冷凍でした。冷凍コーナーにてイカリングや魚のフライなどがあります。
味に関しては結局、ソースや醤油などで味付けして食べていたので味に変わりはありません。
また、一度だけ生鮮コーナーでカットされていない魚を数種類見ましたが、鮮度が落ちているようでした。
グリル用の魚かと思います。刺身に関しては、あきらめたほうが早いです。
どうしても刺身が食べたい!という時は、スモークサーモンを購入するか、現地の寿司屋さんに行くことをおすすめします。
やはり魚類は価格が高めです。量に関しては大小問わず様々な種類があります。
そのためもし味などが気になる方は少量から試されるといいかなと思います。

冷凍食品

冷凍食品

O-DANより引用


日本の冷凍食品はお弁当用にカップに小分けされたものが多いですよね。
カナダでは小分けのものはなく、業務スーパーのような大袋にゴロゴロと入っているタイプがほとんどです。
種類はカット野菜、カットフルーツ、ワッフル、アジア系の食品(餃子など)・・・と様々です。
そしてなによりピザの冷凍が多いこと多いこと。さすが海外ですね。
実際に価格が一番安い4ドルのピザを食べてみました。サイズは日本のMサイズ程です。
食べてみた感想としては、生地が厚くもっちりしていてピザパンに近い触感でした。
物によっては薄い生地もあると思います。値段もピンキリです。7ドルのピザもありました。
ワンコインくらいのピザならご飯に困ったときに使えるのでストックしておくにはとても便利だなと感じました。

手軽に食べられる冷凍フルーツ♪

カナダ滞在時、常に食べていたのが冷凍フルーツです。
パイナップル、マンゴー、アメリカンチェリー、イチゴ、ももなど単体パックと、全種類が入ったパックと様々ありました。
おすすめポイントは美味しい!多い!安い!三つです。
こちらが常備されているもので、1パック600gで4.4ドルでした。お店によっては2パックで6ドルなど低価格で手に入ります。

冷凍フルーツ

撮影:daizuko


このように一口サイズの果物がごろごろ入っています。
冷凍マンゴー・パイナップル

撮影:daizuko


フルーツ好きな方はおやつやアイスの代わりにおすすめです。
筆者のおすすめはパイナップルとマンゴーです。そのまま食べても甘い、そしてマンゴーのトロッと触感が大好きだからです。
そのまま食べる方は、ぜひパイナップルがおすすめです。他の果物は少し甘みが足りません。
スムージーやはちみつをかけて食べるよー!という方はどれを選んでも美味しいと思います。

卵や牛乳

卵

O-DANより引用


主婦の味方、食卓には欠かせないものといえば卵です。
日本では1パック10個入りでだいたい250円~300円くらいです。(2024年8月現在)
カナダでは18個入りで8ドル程でした。
日本の卵を10個入り300円、カナダドルを1ドル=約107円として18個入り約856円で計算すると卵一個当たりの価格は・・・
【日本】300÷10=30円/卵1個
【カナダ】8ドル=約856円 856÷18=47.55…円/卵1個
1個あたり20円弱違います。貴重ですね。
またもっと高い卵も存在します(平飼いなど)ので、スーパーでしっかり見極めて自分にあったものを購入しましょう。
実際の卵

撮影:daizuko


卵は基本冷蔵室で管理されています。
パッケージは写真のようにリサイクルパックに入っています。
日本だとプラスチックケースで中身が見えるようになっていて目視で汚れや、割れていないか確認できますが、こちらはできません。
そのため、自分でパックを開けて(簡単に開くようになっています)、中身を確認しましょう。
汚れ、ヒビなどあった場合は他のパックと交換しましょう。

牛乳

牛乳

O-DANより引用


お子さんがいる家庭など牛乳は欠かせないという方もいるかと思います。
牛乳に関しては正直、筆者も困惑した商品の一つです。
こだわりやアレルギーなどなければ、とりあえず3.25%と表記のあるものを買いましょう。これに尽きます。英語が分からなくても成分表示を見なくても3.25%!!!

ここまで力説したのは、日本の牛乳に一番近いのが乳脂肪分3.25%のものだからです。
よく売られているのが乳脂肪分1%と2%。こちらは日本人の味覚からするとかなり薄いです。
いつも低脂肪牛乳を飲んでいるよという方は2%でも飲みやすい思います。ぜひ試してみたください。

また量に関してもまったく違います。大きいものだとプラスチックのケース(洗濯洗剤の容器のもの)に入って売っていたり、袋に入って売っていたりします。私は手に取ったことがありませんが、みなさん当たり前のように手に取っていらっしゃいます。日本はほとんどが紙パックか牛乳瓶、牛乳瓶の形をしたプラスチック容器ですね。大きくてだいたいが2リットル程度です。
どうやって注ぐのだろうと思いながら、普通サイズを購入する筆者です。

お菓子

お菓子

O-DANより引用


海外に行ったら試してみたいのが、お菓子ですよね。
お土産にも海外のお菓子は喜ばれます。
お土産におすすめな甘いお菓子をご紹介しています♪ぜひご覧ください↓
<また食べたい!カナダで見つけた甘~いお菓子6選をご紹介!>
カナダのお菓子売り場は華やかです。パッケージに原色を使用しているものが多く、とても目立ちます。
グミなどもとってもカラフルで子どもに大人気間違いなし!
こちらのSOUR PATCH kidsはよく見かけます。アメリカの商品みたいですが、カナダでも人気なんですね!
大人気グミ!

撮影:daizuko


日本のフィットチーネグミを分厚くしたようなグミです。
大人気グミ!

撮影:daizuko


そして150gも入っていて大容量。こちらの商品に限らずグミ、クッキー、チョコレートなどどれも量が多いです。
ポテトチップスも袋が大きく、中身も結構入っています。
カナダ限定で有名なLaysのポテトチップス(ケチャップ味)もしっかり店頭に並んでいます。
味は、甘さの感じるケチャップで日本人では好き嫌いが分かれる味でした。
しかしカナダでしか味わえない限定商品ですのでぜひ一度は食べてみると良いでしょう!

パン類

パン

O-DANより引用


日本の菓子パンや、総菜パンのように一個ずつ包装されている商品はあまり見かけませんでした。
どれも数個まとめ売りになっています。クロワッサンや、ベーグル、マフィンといったおやつになるものから、スライスパンや大小さまざまなトルティーヤがありました。
どれも、6~8個入りで4ドルくらいだったのでよく購入していました。
トルティーヤもとても便利で、家庭で炒めた野菜やお肉を巻くだけで美味しいランチになります。
ピザの生地として使ったり、スープの付け合わせに使ったりと重宝しました。

筆者が感じた違いとして、日本でおなじみの超熟やロイヤルブレッドといったふわふわな食パンがありませんでした。どこかに売っているのかな?
日本のふっくらとしたパンが恋しくなる気持ちもありますが、日本にはない激甘シナモンロールなど海外らしいパンを試してみるのも楽しいですよ♪

まとめ

日本とカナダのスーパーの一番の違いとして大容量で販売されているものが多い!ところです。
よく使う商品はぜひ大容量サイズで買うことをおすすめします。中には、味覚の違いで口に合わない商品もあります。
そちらも覚悟して買うといいでしょう。(筆者も買ったものの、口に合わない商品が何個もありました・・・)

今回は日本とカナダのスーパーの違いについて項目をざっくりと分けて紹介させていただきました。
カナダ東部のスーパーのため、違いもあるかと思いますが、参考にしていただけたら嬉しいです。
また、質問などあればぜひお問い合わせフォームよりお待ちしております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました